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アーカイヴ 2006-2007 >> PartUマーリア・ゲスレル・ガルツリー

 (ハンガリー)
マーリア・ゲスレル・ガルツリー
滞在期間:2007年1月7日〜2月11日
東欧陶芸の中心であるハンガリーを拠点に、ケチメート国際陶芸スタジオや様々な国際コンクールに参加。型で成形した磁土に写真を転写する方法で制作し、しばしば社会的問題も扱う。
▽画像をクリックすると瀬戸で制作した他の作品をご覧頂けます▽
Violines with necksI-II
ヴァイオリンI-II
経歴
1941年生まれ
 
1965年 ブタペスト応用美術大学を卒業し、陶芸家としての学位を得る
1982年 国際陶芸アカデミー(IAC)会員となる
2002年 ハンガリーアートアカデミー会員となる
受賞歴
2000年 ハンガリー陶芸ビエンナーレ最高賞
2002年 国際陶磁器フェスティバル美濃銅賞
2004年 台北鶯歌陶磁博物館銅賞
2005年 (バラスディン、クロアチア)国際陶芸コンペ大賞
個展
2003年 ホーフナインキーシェンラクセンブルク博物館(オーストリア)
2004年 ドロッチャギャラリー(ブタペスト)
メンデルスハウス(ライプツィヒ、ドイツ)
2006年 岐阜県現代陶芸美術館
グループ展
2003年 岐阜県現代陶芸美術館The Legacy of Modern Ceramic Art
2004年 The Power of Design and Art
第1回台湾国際陶芸ビエンナーレ
ウェスターワールド博物館 国際ソルトグレーズコンペ
「白-硬−半透明」磁器展
国際陶芸アカデミー(IAC)展覧会
利川(韓国)
2006年 リガ(ラトビア)
アーティスト・イン・レジデンス
1999年
滋賀県立陶芸の森
2003年 スカルスコーク(デンマーク)
2006年 国際陶芸スタジオ(ケチケメット、ハンガリー)
2006年 多治見TSOOC
作者のことば

土を手にとるとき、陶土に触れるとき、わたしが抱く思いは、いかに美しいもの、いかに美的で優れたものを創造しようかということではなく、わたしの周囲で起きている世界のあらゆる事象にまるわる自らの考えや感情を、苦しみや喜びも含めて、可能なかぎりありのままに表現したいということだ。私の心は痛む。産業の世紀たる21世紀がはらむ不可思議や危うさに。わたしは戦慄を感じる。嵐に、飛行機に、シューシューと音をたてるガスに、原子力発電所や無線アンテナのいつ果てるともない雑音に。―平安を求めて、可憐なミモザのように、わたしは詩歌と理想の力を信じる。―はるか彼方の山々の潤いでわたしは涙に濡れた面をぬぐう。

マーリア・ゲスレル・ガルツリー





Information お問い合わせ
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〒489-0884 瀬戸市西茨町113−3
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E-mail: seto.artistinresidence@gmail.com
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【工房】瀬戸市新世紀工芸館
〒489-0815 瀬戸市南仲之切町81−2
TEL:0561-97-1001 FAX:0561-97-1005 
E-mail: sinseiki@gctv.ne.jp
http://seto-cul.jp/new-century/