INFORMATION (財団からのお知らせ)
企画展「白雲陶器2—瀬戸ノベルティへの展開—」
企画展「白雲陶器2—瀬戸ノベルティへの展開—」
戦前に開発された白雲陶器が戦後復興期にノベルティの素材として開花していった状況を紹介します。
名 称
企画展「白雲陶器2—瀬戸ノベルティへの展開—」
会 場
瀬戸蔵ミュージアム 企画展示室
日 程
2023年09月02日(土) ~ 2023年12月17日(日)
時 間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
料 金
一般520円(410) 高大生・65歳以上310円(250) *()内は20名以上の団体割引
※中学生以下・妊婦は無料 各種障害者手帳を持参する方(ミライロID可)1名につき、当該手帳持参者とその介助者1名は無料(各種手帳を提示)
ご案内 1
瀬戸蔵ミュージアムでは、白雲陶器に関する展示の第2弾 企画展「白雲陶器2—瀬戸ノベルティへの展開—」を開催します。
白雲または白雲陶器と呼ばれる素材は、1933(昭和8)年に国の機関である陶磁器試験所で開発されました。当時はノベルティに限らず、飲食器や花瓶など幅広いジャンルの白雲陶器製品がつくられ、この新素材をもって海外シェア拡大に期待されていたところ、太平洋戦争によりその夢は絶たれてしまいます。しかし戦後、白雲陶器のもつ白さ・軽さ・発色の良さはノベルティ素材として大変適しているため、海外の主にアメリカへと大量に輸出されるようになり、陶磁器輸出高の多くを占めるようになりました。昭和40年代の後半頃には、国内のファンシーグッズなどを扱う雑貨屋やアメリカで流行するイラストやファッションを扱う店舗にも白雲陶器製ノベルティが登場しました。もともとアメリカ向けにつくられた瀬戸ノベルティの中には、国内の雑貨屋にも流通する製品が現れ、国内マーケットにも広がりを見せるようになりました。こうしたファンシーグッズに対しても白雲陶器は、もっとも手軽でコストパフォーマンスに優れている素材であるため、円高の影響などで輸出が停滞していく中で、国内向けのファンシーグッズとして活路を開いていきました。
令和4年度企画展では白雲陶器の戦前の状況を紹介しましたが、本展では、戦後に輸出ノベルティとして、その後国内のファンシーグッズとして華開いていった過程を紹介していきます。
ご案内 2
主な展示品 戦後に輸出された白雲陶器製のノベルティ約90点など
ご案内 3
休館日:9月25日(月) 10月23日(月) 11月27日(月)
問合せ先
℡0561-97-1190
メールアドレス
setoguramuse@city.seto.lg.jp
※中学生以下・妊婦は無料 各種障害者手帳を持参する方(ミライロID可)1名につき、当該手帳持参者とその介助者1名は無料(各種手帳を提示)
白雲または白雲陶器と呼ばれる素材は、1933(昭和8)年に国の機関である陶磁器試験所で開発されました。当時はノベルティに限らず、飲食器や花瓶など幅広いジャンルの白雲陶器製品がつくられ、この新素材をもって海外シェア拡大に期待されていたところ、太平洋戦争によりその夢は絶たれてしまいます。しかし戦後、白雲陶器のもつ白さ・軽さ・発色の良さはノベルティ素材として大変適しているため、海外の主にアメリカへと大量に輸出されるようになり、陶磁器輸出高の多くを占めるようになりました。昭和40年代の後半頃には、国内のファンシーグッズなどを扱う雑貨屋やアメリカで流行するイラストやファッションを扱う店舗にも白雲陶器製ノベルティが登場しました。もともとアメリカ向けにつくられた瀬戸ノベルティの中には、国内の雑貨屋にも流通する製品が現れ、国内マーケットにも広がりを見せるようになりました。こうしたファンシーグッズに対しても白雲陶器は、もっとも手軽でコストパフォーマンスに優れている素材であるため、円高の影響などで輸出が停滞していく中で、国内向けのファンシーグッズとして活路を開いていきました。
令和4年度企画展では白雲陶器の戦前の状況を紹介しましたが、本展では、戦後に輸出ノベルティとして、その後国内のファンシーグッズとして華開いていった過程を紹介していきます。