瀬戸信用金庫アートギャラリー企画展
瀬戸の陶壁
今回の企画展では、昭和30年代から昭和時代末期ごろまで盛んに制作された瀬戸市の陶壁をご紹介します。
現在、瀬戸市では、60を超える陶壁が現存しています。昭和34年に北川民次が、瀬戸市民会館にタイル・モザイク壁画を制作したことが瀬戸の陶壁ブームの火付け役になったと考えられ、瀬戸の陶芸家たちにも大きな影響を与えました。
昭和30年代から公共施設の新設や建て替えが積極的に行われたことに伴い、陶芸家による陶壁設置・制作が行われていくことになります。瀬戸の陶芸家が制作する陶壁は、いわゆる壁画的な陶壁とは異なり、土の持つ素材感や独創的な造形、色鮮やかな釉薬などを駆使した、まさに陶芸作品と呼べる陶壁を制作しています。
今回の企画展では、瀬戸に現存する陶壁を写真パネルで紹介すると共に北川民次制作による瀬戸市図書館の壁画の原画や加藤唐九郎により制作された瀬戸市文化ホールの陶壁の部品の一部を展示します。
瀬戸市の文化と言っても過言ではない、瀬戸の陶壁の世界をご鑑賞ください。
※今回、紹介する陶壁については、立入り等を禁止している施設もあります。
※休館日に関しては、HPでもご確認いただけます。
協賛:せとしんリース㈱、せとしん信用保証㈱
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