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新出土品展「赤津焼の歴史」

 

新出土品展「赤津焼の歴史」

窯跡からの出土資料により江戸時代の赤津焼の歴史を明らかにします。

名  称 新出土品展「赤津焼の歴史」
会  場 蔵特別展示室
日  程 2013年04月20日(土) ~ 2013年07月07日(日)
時  間 9:00~18:00(入館は17:30まで)
料  金 一般:500円、65歳以上・高校生・大学生:300円、中学生以下・妊婦・障害者手帳をお持ちの方:無料
年間パスポート 一般:1500円、65歳以上・高校生・大学生:900円
ご案内 1 瀬戸市は、平安時代に陶器の生産を始めてから今日までの千年余りにわたり、やきもののまちとして全国にその名が知られています。その間、中世には国産としては唯一釉薬を施したやきものである「古瀬戸」を生み出すなど、常に独自性の高い製品を作り続けてきました。江戸時代になると、現在の瀬戸市内にあった村ごとに個性的なやきものを作るようになっていきます。そして、その中から「赤津焼」というブランドが誕生しました。その過程がどのようなものであったのか、舞台となる旧赤津村に所在する窯跡の発掘調査の成果をもとにみていきます。
瓶子(へいじ)窯跡は、以前の試掘調査で、江戸時代になって登場する「連房式登窯(れんぼうしきのぼりがま)」とそれまでの窯構造である「大窯(おおがま)」が連結しているという他に例をみない構造であることが確認されました。そして、平成15年の発掘調査では、谷底から大量の陶器が発見されています。仙左衛門(せんざえもん)窯跡では、平成20年に行われた発掘調査によって、これまで調査例のなかった江戸時代後期の陶磁器がまとまって出てきました。この2つの調査結果は、赤津村における窯業の歴史を語るうえで極めて重要なものです。
今回の企画展では、この2か所の窯跡から出土した資料を含め、江戸時代に築かれた6か所の窯跡を取り上げました。この展示をご高覧いただくことで、赤津焼の誕生に至るやきものの歴史についてご理解いただく機会となれば幸いです。
ご案内 2 紹介する窯跡 瓶子窯、仙左衛門窯、窯元A窯、西窯A窯、赤津B窯、小長曾窯
主な展示品 鉄釉擂鉢、鉄釉半胴、鉄釉銭甕、鉄釉茶入など約160点

ご案内 3 休館日:4月22日(月)、5月27日(月)、6月24日(月 )
問合せ先 瀬戸蔵ミュージアム ℡0561-97-1190
メールアドレス setoguramuse@city.seto.lg.jp
参照URL http://www.city.seto.aichi.jp