せと・やきもの世界大交流イベント
17世紀のヨーロッパ諸国では、磁器は王侯貴族の宮殿を飾るための高価な装飾品
としてステイタスを確立していました。しかし、当時は磁器の生産技術がなかったため、
磁器を手に入れるためには、中国や日本からの輸入に頼らざるを得ませんでした。
その後、18世紀の中期にドイツ・マイセンで磁器の生産に成功して以降、他の
ヨーロッパ各国においても磁器の生産が始まり、名高い名窯が次々と設立されて
いきました。そして現在でも世界中で愛されている洋食器が作られ続けています。
瀬戸市は、2003年11月18日、フランスを代表するやきもの産地であるリモージュ市
と姉妹都市提携をしました。リモージュ市は、フランスの首都パリから南へ約350km、
フランスの中央に位置し、人口は、約13万5000人のまちです。
そして瀬戸市では、2005年日本国際博覧会を盛り上げるため
「せと・やきもの世界大交流イベント」を開催しており、
7月は「リモージュ月間」と位置づけ、多くの関連催事を行います。
本展は、ヨーロッパの名窯で製作されたアンティークから現代の製品までの
テーブルウェアを展示することにより、その華麗で優美な作品をご覧いただくとともに、
ヨーロッパの文化やその歴史ついての理解を一層深めていただくものです。
瀬戸市文化センター内)
(240円:20名以上の団体、「愛・地球博」入場券をお持ちの方)
高大生:200円
(160円:20名以上の団体、「愛・地球博」入場券をお持ちの方)
中学生以下、心身障害者、妊婦、65歳以上の方は無料
なし
瀬戸市
愛知県陶磁資料館、愛知県デザインセンター、アビランド、
丸山洋子テーブルクリエーション
瀬戸市文化振興課 学芸員 服部文孝、村瀬野衣
〒489-0884 愛知県瀬戸市西茨町113-3
TEL 0561-84-1093 FAX 0561-85-0415