■ ==瀬戸染付体験教室==  


瀬戸染付体験教室を開催しました。

日時:2012年5月26日(土)
午前10時〜、午後2時〜(各約2時間)
場所:瀬戸市マルチメディア伝承工芸館―瀬戸染付研修所―本館2階


 今回は、明治時代に制作された瀬戸染付の文様を写して描いていただく内容で開催。
 伝承工芸館スタッフと、瀬戸染付研修所研修生のアドバイスのもと、五寸皿(径約15
 p)2枚に絵付を体験していただきました。
 
 後日瀬戸染付研修所で施釉、焼成し作品をお渡します。
     
 今回は明治時代に制作された皿の文様を描いていただきます。
 中央に牡丹文、口縁に梅花文が描かれた、高島豊十による作品です。

 1枚目は、文様をそのまま描き、2枚目は自己流にアレンジしていただきました。

 @まず始めに5〜10分程度の染付に関する豆知識講座を実施。今回は、染付を青く発色させるポイントについてお話しました

 その後、スタッフが絵付を進める順序や注意する点等を、実際に実演しながら説明します。
   

 A順序としては、
 1)下描き見本を見ながら、皿に鉛筆で写
   す。
 2)鉛筆で書いた下描きの、花部分の輪郭
   線を呉須で描く。茎を描く。
 3)輪郭を描いた花の内側を呉須で塗る。
 4)葉を筆の形を使って一気に描く。
 5)時間のある方は、口縁の梅の花を描く。
 6)2枚目は上の順序で各々でアレンジして
  描いていただく。
 です。
  
   
 B瀬戸染付の特徴のひとつである
  付立筆による勢いのある写実的な
  絵付を体験していただきました。
   
  Cわからないことがあったら、お気軽に
   スタッフに声をかけてください。
   いろいろなアレンジ見本も用意してい
   ますので、1枚目の皿でマスターした技を
   活かして色々な絵付を楽しめます。
    ↓→
 

 作品の引き換え期間は、

 2012年6月16日(土)〜2012年7月15日(日)です。
 ※毎週火曜日は休館日のため作品の引き換えができませんので、ご注意ください。