■ ==第15回瀬戸染付伝承教室==  



第15回 瀬戸染付伝承教室

平成13年9月29日(土) 
 瀬戸市文化センター ふれあいホール 2階22会議室

第15回伝承教室01       第15回伝承教室02


 『江戸時代の有田焼の様式について』
講師:家田淳一氏



講義内容 

資料に沿って、小題目ごとに大まかな解説を聞いた後、スライドを見ながら詳しく説明した。

小題目1)古伊万里と有田焼…
      スライドで地図を見ながらその名称の由来についてを解説。

小題目2)主として戦前における有田焼(古伊万里)の位置付け…
      近年の研究の結果わかっている有田焼(古伊万里)に関する情報と、それ
      以前の状況について等を解説。

小題目3)有田焼の誕生と略史…4つの時代区分
    1.有田焼の始まり(1610年代)、
    2.磁器の専業化(1637年)、
    3.海外輸出の始まりと展開、
    4.国内向け製品への転換と他産地との競合)
      に大きく分けられた時代ごとの特徴を大まかに解説。

小題目4)江戸時代の有田焼の様式…小題目3の内容を8つの様式に区分し、さらに
      詳しく解説。 

小題目5)鍋島様式では、鍋島藩のためだけに生産された製品についての特徴を時代
      を追いながら解説。

最後に、質疑応答を行い終了した。