■ ==瀬戸染付研修所 絵付講習会==  


「瀬戸染付研修所 絵付講習会」を開催しました


 
日時:2008年10月25日(土)と10月26日(日)
 午前9時〜正午、午後1時〜午後4時(各約3時間、2日で6時間)
 場所:瀬戸市マルチメディア伝承工芸館―瀬戸染付研修所―本館2階


 少し絵付の難しい器形に染付を体験していただく「瀬戸染付研修所 絵付講習会」
 を開催しました。
 伝承工芸館スタッフと、瀬戸染付研修所研修生のアドバイスのもと、2日間かけて
 五寸皿と中皿に絵付を体験しました。
 後日瀬戸染付研修所で施釉、焼成し作品をお渡しします。

  今回は練習用五寸皿(径約15cm)を使って練習し、本番用五寸皿1枚と中皿(径約25cm)1枚に
  絵付をしていただきました。
  本焼成をすると灰色の部分が青くなり、青と白のコントラストが生まれます。


←1日目
 @まずは伝承工芸館より、講習会開催
   の趣旨について簡単にお話ししたあ
   と、技術スタッフが実演しながら流れ
   や注意点を説明しました。
 A初めに五寸皿と中皿の口模様を見本
  の中から選び、下書き用紙に練習しま
  す。
  その後、練習用五寸皿で実際に素焼
  の生地に絵付を練習します。

  紙に描くのとは異なり、素焼の生地は
  すぐに水分を吸うので、コツを覚えるの
  が大変です。            →
  

 B練習用五寸皿で絵付のコツが何と
  なくつかめたら、本番用五寸皿に描
  いてみます。
  本番用五寸皿は焼成しお渡しするの
  で、丁寧に描いていきます。

  早い方は、中皿の口模様までを完成
  させます。
 C2日目
   中皿の口模様の続きを描き、見込み
   部分の文様を見本から選んで描きま
   す。          
   技術スタッフが選んだ模様ごとに実
   演しポイントを教えます。     →

  時間が余った方には、本番用五寸皿の見込みに、中皿の見込み模様の一部を
  描いていただいたり、皿の裏側にも文様を描いていただいたりしました。

 作品の引き換え期間は、

 2008年11月14日(金)〜12月14日(日)です。
 ※毎週火曜日は休館日のため作品の引き換えができませんので、ご注意ください。