■ ==瀬戸染付研修所 絵付講習会==  


瀬戸染付研修所 絵付講習会を開催しました。

日時:2008年5月31日(土)
午前10時〜、午後2時〜(各約2時間)
場所:瀬戸市マルチメディア伝承工芸館―瀬戸染付研修所―本館2階


 少し絵付の難しい器形に染付を体験していただく「瀬戸染付研修所 絵付講習会」
 を開催しました。
 伝承工芸館スタッフと、瀬戸染付研修所研修生のアドバイスのもと、飯碗に染付を
 体験しました。
 後日瀬戸染付研修所で施釉、焼成し作品をお渡ししました。



今回はこんな飯碗2個に絵付をしていただきました。
本焼成をすると灰色の部分が青くなり、青と白のコントラストが生まれます。


     

 @まずは伝承工芸館より、講習会開催
   の趣旨について簡単にお話ししたあ
   と、技術スタッフが実演しながら流れ
   や注意点を説明しました。
  
 A今回は飯碗を展開した下書き用紙を
   用意しました。

   飯碗のどの位置に模様を配置するの
   か、また文様の濃淡の配置を決め、
   全体のバランスをみます。 
                      →
  

 B素焼した飯碗に、下書き用の紙を
   みながら鉛筆で文様のあたりを
   つけます。

   今回素地には大まかなあたりをつ
   けるだけにし、細かい文様は筆を
   使って直接描いていくことにしました。

  
  C立体物なので、少し高度な技術が
   必要でした。

   顔料の呉須は触ると取れてしまうた
   め、持ち方にも注意しながら描きま
   す。難しいですね。         →
   


 D曲面が多い飯碗はなかなか思うよう
   に筆が運びません。でも初めは戸惑
   っていた参加者のみなさんも次第に
   慣れてお上手に。

  E使い慣れない“筆”に悪戦苦闘中。
   研修生が経験を生かして丁寧に
   絵付のお手伝いをします。
                      →


 作品の引き換え期間は、

 2008年6月11日(木)〜7月11日(金)です。
 ※毎週火曜日は休館日のため作品の引き換えができませんので、ご注意ください。