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企画展「瀬戸染付-山水画の世界-」

 

【会期延長】 企画展「瀬戸染付-山水画の世界-」

館蔵品を中心とした江戸後期から昭和にかけての山水画が描かれた瀬戸染付作品を紹介します。
※会期を延長しました(12月19日(日)まで)

名  称 企画展「瀬戸染付-山水画の世界-」
会  場 瀬戸蔵ミュージアム内 企画展示室
日  程 2021年08月14日(土) ~ 2021年12月19日(日)
時  間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
料  金 一般520円、65歳以上・高大生310円、中学生以下・障害者手帳をお持ちの方・妊婦無料(20名以上は団体割引あり)
年間パスポート 一般 1,570円、65歳以上・高大生 940円
ご案内 1 今から約200年前の江戸時代後期に始まった瀬戸染付は、白い器に青色の顔料の呉須を使って花や鳥、山水、吉祥など様々な文様の絵付が施されてきました。その中で山水画は絵付文様の中心のひとつとして描かれ、瀬戸染付草創期から今日までたくさんの作品が生み出されてきました。
元々山水画は飛鳥時代から日本でも描かれていましたが、江戸後期に中国の影響を受けた南画が全国で流行したことで、多くの絵師により山水画が描かれました。山水画は自然の雄大さを感じさせるとともにその世界に自分の身を置いてみたいという願いや憧れを込めた理想郷として描かれた側面もあります。
当時の人々の注目を集めていた山水画が瀬戸染付の題材として取り入れられたのも当然のことで、こうした絵の指導は瀬戸を訪れた南画系の絵師などにより行われたといわれています。
今回の企画展では、館蔵品を中心とした江戸後期から昭和にかけての山水画が描かれた瀬戸染付作品を展示します。絵具の濃淡や繊細な筆さばきによって水墨画のような幽玄な印象を与え、時代を経ても私たちの心を惹きつけてやまない山水画の世界をご堪能いただければ幸いです。
ご案内 2 主な展示品 染付山水図大皿、染付山水図水指、染付楼閣山水図花瓶、染付山水図三段重など約50点
ご案内 3 休館日:8月23日(月)、9月27日(月)、10月25日(月)、11月22日(月)
問合せ先 ℡0561-97-1190
メールアドレス setoguramuse@city.seto.lg.jp