INFORMATION (財団からのお知らせ)

せとものフェスタ2012 瀬戸市美術館特別展 「江戸切子―日本のカットガラスの美と伝統―」

 

せとものフェスタ2012 瀬戸市美術館特別展
「江戸切子―日本のカットガラスの美と伝統―」

切子とは、ガラスの表面を彫り込んで細工するカッティングの技法、およびその技法で装飾されたガラスの器です。無色透明のガラスの素地を活かしたイギリスのカットガラスがヨーロッパで人気を博し、多くの国に広まる中で日本にもたらされました。そして、日本で切子が作られるようになったのは、江戸時代後期の天保5年(1834)頃と言われています。この切子の生産の中心地となったのは江戸と薩摩であり、ヨーロッパのカットガラスを手本にしながら日本的なデザインも取り入れられ、ガラスの器に様々な文様が施されました。
江戸時代の切子は、棒状の工具などを用いて手作業で加工されたと考えられていますが、明治時代に入ると円盤状の回転工具が西洋より伝えられ、カットにかかる時間が飛躍的に短縮されたため、切子の大量生産が可能になります。そして、大正時代から昭和時代にかけては、当時西洋で流行していたアール・デコ様式の影響もあり、非常に大胆でモダンなデザインの食器類が数多く作られていきました。このような明治時代以降の切子職人の系譜は現代までも脈々と受け継がれ、今でも多くの切子作家たちが東京都内に工房を構え、伝統と革新の間で魅力的な作品を作り続けています。
本展覧会では、ガラスの原料である珪砂の産地である瀬戸市において、日本の切子の源流となるヨーロッパのカットガラスと、江戸時代から現代に至る日本の切子作品の美と伝統をご紹介いたします。華やかに輝く切子の世界をご堪能いただくとともに、日本の優れた技術にも触れていただければと思います。

主催:大せともの祭協賛会、せとものフェスタ2012実行委員会、公益財団法人瀬戸市文化振興財団、瀬戸市美術館
助成:財団法人せとしん地域振興協力基金

名  称 せとものフェスタ2012 瀬戸市美術館特別展 「江戸切子―日本のカットガラスの美と伝統―」
会  場 瀬戸市美術館
日  程 平成24年04月14日(土) ~ 平成24年06月03日(日)
時  間 9時~17時(入館は16時30分まで)、初日は10時開館
料  金 大人:500円(400円)、高大生:300円(240円)
※20名以上の団体は( )内の入館料
※中学生以下、心身障害者、妊婦、65歳以上の方は無料
ご案内 1 【関連イベント】
●スペシャルギャラリートーク
日時:4月14日(土) 13:30~
講師:齊藤 晴子 氏(町田市立博物館 学芸員)
場所:瀬戸市美術館 展示室
※事前申し込み不要、要入館料
●切子ワークショップ
日時:4月21日(日) 13:30~
講師:左口 学 氏(切子作家)
場所:瀬戸市文化センター文化交流館2階 22会議室
参加費:無料
●切子体験
日程:4月28日(土)
時間:10:00~、11:00~、13:30~、14:30~
講師:左口 学 氏(切子作家)
定員:各回3名ずつ
場所:新世紀工芸館 工房棟
参加費:300円 ※事前申し込み必要・4月1日(日)から受付開始
お問い合わせ先・お申し込み先:
瀬戸市新世紀工芸館 TEL/0561-97-1001 FAX/0561-97-1005
●ギャラリートーク(本館学芸員による作品解説)
日時:5月13日(日) 13:30~
※事前申し込み不要、要入館料
ご案内 2 【作品キャプション】
[上]岩城瀧次郎 切子赤被鉢 1914年 岡本硝子株式会社蔵
[中上]岡本一太郎 切子鉢 1932年 岡本硝子株式会社蔵
[中下]タンブラー 昭和前期 宮崎泉氏蔵
[下]大鉢 昭和前期 宮崎泉氏蔵
問合せ先 公益財団法人瀬戸市文化振興財団/瀬戸市美術館
〒489-0884愛知県瀬戸市西茨町113-3 瀬戸市文化センター内
TEL/0561-84-1093 FAX/0561-85-0415 
メールアドレス art@city.seto.lg.jp