INFORMATION (財団からのお知らせ)

鈴木八郎回顧展

 

せとものフェスタ2007

鈴木八郎先生は、瀬戸陶芸界を代表する陶芸家の一人であり、
独自の作風を確立され活躍されていましたが、
惜しくも平成17年5月29日にご逝去されました。

大正4年、瀬戸市でお生まれになった先生は、昭和10年から亀井清市陶房
に入り、陶芸の修行に入られます。昭和14年には藤井達吉先生の知遇を
得たことにより、陶芸に対する考え方など多くの薫陶を受けています。

そして戦後の昭和21年に日展に初入選し、日展を中心に活躍されていましたが、
特に鎌倉・室町時代の古陶に魅せられ、穴窯を築窯し焼成するようになりました。
以後、日展からは離れ、独自の活動を展開されていきます。

中でも、灰釉については、研究を行い、中世の瀬戸窯で焼かれていた
風格を持ち、且つ洗練された作品を生み出されていきました。
このことが評価され、平成15年2月に
瀬戸市指定無形文化財「陶芸 灰釉技法」の保持者として認定されました。

今回の展覧会では、先生の70年の永きにわたる創作活動を一堂に
ご紹介するもので、日展入選作品や穴窯焼成作品など、先生の代表作52点と
関連資料を展示いたします。先生の陶芸に対する情熱をご理解いただくとともに、
本展が、瀬戸の陶芸の更なる発展に寄与できればと考えます。

名  称 鈴木八郎回顧展
会  場 瀬戸市美術館
日  程 2007年04月14日(土) ~ 2007年05月20日(日)
時  間 午前9時~午後5時 (入館は4時30分まで)初日は10時開館
料  金 大人:300円(240円:20名以上の団体)、
高大生:200円(160円:20名以上の団体)
中学生以下、心身障害者、妊婦、65歳以上の方は無料)
ご案内 1 【主催】
大せともの祭協賛会、せとものフェスタ2007実行委員会、
(財)瀬戸市文化振興財団
(瀬戸市、愛知県陶磁器工業協同組合、瀬戸商工会議所、
 瀬戸陶磁器卸商業協同組合、愛知県珪砂鉱業協同組合、
 瀬戸陶磁器工業協同組合、瀬戸市商店街連合会)
ご案内 2 【助成】
(財)瀬戸信地域振興協力基金
ご案内 3 【休館日】
5月8日(火)
問合せ先 〒489-0884 愛知県瀬戸市西茨町113-3(瀬戸市文化センター内)
瀬戸市美術館 学芸員 服部文孝、松宮野衣
TEL 0561-(84)-1093 FAX 0561-(85)-0415 
メールアドレス f-hattori@city.seto.lg.jp