INFORMATION (財団からのお知らせ)

長江録彌 彫刻展

 

瀬戸市制施行80周年記念

瀬戸市美術館では、特別企画展を、瀬戸市の市制記念日である10月1日に合わせて開催しています。
今年は、80周年という節目の年であるため、瀬戸市の名誉市民であり、日本芸術院会員でもあられました長江録彌先生の芸術の全貌を紹介する展覧会を開催します。

長江録彌先生は、大正15年(1926)に本市の上品野町に生まれ、幼少の頃から絵を描くことが好きで、次第に芸術に関心を持たれていきます
そして多摩美術大学彫刻科で学ばれ、卒業後の昭和23年(1948)に日展初入選、昭和39年(1964)、40年(1965)には連続して日展特選を受賞するなど、若くしてその作品は高く評価されていきます。
以後独自の作風を確立していき、その芸術活動が認められ、平成3年(1991)には日本芸術院賞を受賞、平成7年(1995)には日本芸術院会員になられています。

長江録彌先生の彫刻は、旧来の枠にとらわれない人間性の表現をテーマとして、歴史上の人物、信仰に傾注する聖人たちの姿、ご自身の体験などをモチーフに、常に心理を探求されながらも、優れた洞察力や想像力をもって具現化された作品です。中でも、乾漆の作品は、古来からの技法を再確立されたもので、先生の代表的な技法となっています。

本展覧会では、長江先生が約60年にわたり制作されたブロンズや乾漆等の彫刻作品の代表作を一堂に展示します。人間味溢れ温かい情感を漂わせる長江芸術の全貌をご覧ください。

名  称 長江録彌 彫刻展
会  場 瀬戸市美術館
日  程 2009年10月01日(木) ~ 2009年11月29日(日)
時  間 9時~17時(入館は16時30分まで)  初日は午前10時開館
料  金 一般500円(400円) 高大生300円(240円)
 ( )内は20名以上の団体料金
中学生以下、65歳以上、妊婦、心身障害者の方は無料
ご案内 1 【展示点数】
彫刻作品約100点
デッサン、クロッキー、スケッチなど関連資料も展示
ご案内 2 【主催】
財団法人瀬戸市文化振興財団、瀬戸市、中日新聞社
ご案内 3 【休館日】
10月13日(火)、11月10日(火)
問合せ先 〒489-0884 愛知県瀬戸市西茨町113-3(瀬戸市文化センター内)
瀬戸市美術館 学芸員 服部文孝、新井千恵、木下幸子
TEL 0561-(84)-1093 FAX 0561-(85)-0415
メールアドレス art@city.seto.lg.jp