瀬戸市美術館では、市内及び近隣地域の
芸術家の作品を紹介するため企画展を開催
しています。　
今回、塚本満先生（つかもとみつる、５８歳、
岐阜県土岐市）の陶芸作品を展示します。

塚本満先生は、重要無形文化財「青白磁」
「白磁」保持者　塚本快示先生の長男として
生まれ、明治大学ご卒業後、父の「快山窯」
に入り、以後日本伝統工芸展、東海伝統
工芸展を中心に活躍されておられます。

手掛けるのは、主に青白磁や白磁で、
質感を大切にした、品位ある、凛とした作品
が特徴となっています。

今回の企画展では、先生の最新作を含めて
代表作 約２０点を展示します。　

塚本 満　経歴
1951年 重要無形文化財「青白磁」「白磁」保持者　塚本快示の　 長男として、岐阜県土岐市に生まれる
1977年 明治大学経営学部卒業
卒業後、父が主催する「快山窯」に入る
1982年 以後、イタリア・ファエンツァ、中国・定窯跡／景 徳鎮、台湾・故宮博物院など、海外にて陶技研修
1985年 日本伝統工芸展 初入選　以後 多数入選
1986年 東海伝統工芸展 初入選　以後 毎年入選
1988年 （社）日本工芸会 正会員 認定
1988年 東海伝統工芸展　名古屋市教育委員会賞 受賞
1990年 塚本家開窯以来の十代目当主となる
2007年 東海伝統工芸展　審査員（同2009年）
2008年 東海伝統工芸展　日本工芸会賞 受賞
現在 （社）日本工芸会 東海支部　常任幹事